薬の数はなぜ増えていくのか? 

病院

結論

出さなくて何か起きたほうが問題になるから

 例えば,高血圧の患者さんに降圧剤を処方するのは普通です.最近の週刊誌では副作用が・・・,必要性が・・・との不安を煽る記事が散見されます.

 理由は,血圧が高いと 血管へのダメージが生じて,心臓への負担も増えていろいろな病気を引き起こします.これは事実です.

 現在のガイドラインに照らし合わせて,処方している分には副作用が生じても,「しかたがない」と片づけられます.

 それよりも降圧剤を処方せずに心不全や脳梗塞になったら,「高血圧を放置した」と,訴えられます.

Doctor_man
Doctor_man

そのため,出すか悩んだら出す方に傾きます.

 

ちなみに,手術などの侵襲的なことは逆です.

 手術など侵襲的なことをしたほうが明らかいい場合はもちろんやります.しかし,実際には微妙なときがあります.

侵襲的な治療はやるかやらないか悩んだ場合は「やらない」ことが結構あります.ここが薬を出す場合と反対なのです.薬は悩んだら出す,手術は悩んだらやめておく

 これは,手術をやるがどうか微妙な場面で,そのまま保存的治療(点滴・抗生剤など)を行って悪くなった場合には「仕方がない」という流れになるが,無理して手術などの侵襲的治療を行って合併症が生じたり,結果がよくなければ「手術したからだ」となる可能性があるからです.

 先にも述べましたが,やったほうがいい場面で保存的治療を行って結果が悪ければ医師は責任を問われます.やったほうがいいかどうか微妙なときの話です.

 説明をきちんとしていればいいわけではないです.説明しても理解していただいているかは微妙です.結果が悪ければ,心証は悪くなります.

Doctor_man
Doctor_man

そのため,侵襲的なことは避ける傾向となり,委縮医療となります

保険見直し・節約なら保険ゲート

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました