抗がん剤と脱毛 困る前に対処しましょう

これから抗がん剤治療を開始する方の中には,「がんが治る」のかが一番重要だと思いますが,「髪が抜けるのでは?」と心配されているかたもおられると思います.

 医師側は基本的に命にかかわることを重要視するため,「髪が抜ける」という「命にかかわらない」という副作用を軽視しがちです.

 もちろん副作用の中には白血球(好中球)が減って感染をおこしたり,薬剤による肺炎をおこしたりして命にかかわるようなものがあります.

 また,死ぬことはないですが「しびれ」で日常生活に不自由をきたすようなものも無視はできません.

 もちろんこれらは非常に重要な副作用です.医師が重要視するのも無理はありません.

では「脱毛」は?

 心ない医師に「別に死なないから大丈夫だよ」とか言われた方がいるかもしれません.

決して死ぬことはないですが,最近は抗がん剤治療はよく効くようになってきているので日常生活の質も重要になってきます.特に女性の方はお年を召していても,当然見た目を気にされます.男性の中にはもうすでに髪は薄くなっているので,はげてもいいやと開き直る方もおられます.

「脱毛」は 起こる前から準備が必要

 抗がん剤の種類によっては程度は差がありますが,確実に「脱毛」は生じます.あまり脱毛が問題にならない抗がん剤もありますが,逆に「脱毛」が目立つ抗がん剤というのもあります.例えばわたしが扱う膵がんではアブラキサン(nabパクリタキセル)というお薬は脱毛が必発です.乳がんや白血病などのお薬でも脱毛が強く生じるものがありますので

医師に脱毛の副作用がどの程度起こるか尋ねてください

 医師は先ほど述べたようにあまり「脱毛」を重要視していません.

 もし,ご自身に使われる抗がん剤が「脱毛」の副作用が強いものでしたらウイッグやかつらを準備しておいたほうが良いでしょう. ネットでも取り扱っている業者さんもおられます. 抗がん剤治療を専門とする看護師さんがいるところでしたら,一度,聞いてみてはいかがでしょう.

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